世の中のほとんどのものは、お金で買える。

こう言うとすごく語弊があるかもしれないが、敢えて極端に言うとすれば、命や愛もお金で買えると言えるのかも知れない。

 

「命」がお金で買えるというのは、もちろん不老不死になれるという意味ではない。

大きな病気にかかった時に命を救うため、薬を入手したり手術をしたりするにもお金が必要だという事だ。

お金がなければ病気を治す事もできない。

もちろん日々の生活においても、十分な衣食住が確保できないと最悪の場合は死に至る。

こういった意味でとらえると、命もお金で守られているという解釈だ。

 

では「愛」はどうだろう?

「愛さえあればお金はいらない」という昭和の名フレーズがあるが、本当にそうだろうか?

まずもって「愛」とは何だろうか。

恋愛感情の「好き」という気持ちが愛だと思っている人がいるようだが、それは違うと思う。

「愛」は相手を幸せにしたいと思う気持ちだと理解している。

ビジネスブログらしからぬ文章になって来たが、気にせず続ける。

 

では、相手を幸せにするにはどうすればいいのだろうか。

私の見解は、住みやすい家に住む事ができ、栄養があり美味しいご飯が毎日食べられ、

時間に余裕があり、生活品や嗜好品に不自由せず、自分の好きな人達と共に過ごし、ストレスフリーな状態、これが定番の幸せな状態だと考えている。

この中のいくつかでも自分に当てはまれば、幸せだと感じる人もいるだろう。

もちろん「幸せの定義」は人それぞれなので、すべての人がこの見解に納得するとは思わないが、おおむねこの状態が幸せだと言っても問題はないように思う。

 

そうなると必要なものは「お金」だという事になる。

結局、世の中にあるほとんどのものは、手に入れる場合お金が必要になるのだ。

人間関係を構築したり、信頼を勝ち取る場合にはお金だけで済まない事もあるが、生きていく上で必要なものに関してはお金で解決できるだろう。

人を幸せにするには「金が必要」なのだ。

もし男性から「お金はないけど幸せにする」とプロポーズされたら、女性は断った方がいいかもしれない。

人生が苦労するのは目に見えている。

当然「お金がない」と一言に言っても、謙遜して控えめに言ってる場合もあるので、その辺りはしっかり見抜いて欲しい。

もし、平凡な日常生活でさえ保障されないほどお金がないようであれば、しっかり考えた上で返事をした方が良いだろう。

 

結論を言うと「お金稼ぎは幸せ稼ぎ」なのだ。

もっと稼ぎたいとか、お金が欲しいと言うと白い目で見られてしまう日本は、もっとお金に執着してもいいのではないかと思う。

 

往年の名言「世の中、カネだ!」は正論だと思う今日この頃だ。