プラシーボ効果

薬効成分を含まないニセの薬を飲んでも、本当の薬だと思い込み病状が良好に向かう治療効果の事を言う。

ビタミン剤やカルシウムをかぜ薬だと思って飲んだら、実際にかぜが治ってしまうといった具合だ。

昔から言われている「病は気から」という事の証明と言えるだろう。

強く思い込むことにより脳が活性し体が反応し、人間に備わっている自己治癒能力が強く働くためだと言われている。

 

これは有名な効果なので知っている人も多いと思うが、別に医療現場だけの話ではない。

プラシーボ効果の正体は自己暗示だ。

自分が強く思うことによって、病気をも治してしまう人間の脳力はすごいものがある。

これをビジネスの世界でも使うのだ。

例えば、ビジネスのノウハウをお金を出して購入し、実践しているのに結果が出ない。

「やっぱ結果出ない、詐欺だ、だまされた」

少しやったぐらいで、すぐに教材のせいにしてしまう人は、どんな教材を使っても結果は出ない。

ビジネスの教材は安くはない。

こういう安い教材もあるが。▶︎比較的安くてオススメ

値段に関係なくお金を払って購入したのだから、意地でも結果を出さなければならない。

詐欺だ、だまされたとか言ってるヒマがあるなら、もっとポジティブな思考にスイッチするべきだ。

「これだけの教材を実践でやってるんだ、間違いなく結果が出る!」

そう思い込んでいる人にこそ成功はやってくる。

病人が薬を飲むときは、「これを飲めば治るんだ!」という強い思いを持っているので、脳が体を治そうと働きかけるのである。

人間の全てを統制している脳に言い聞かせる事は非常に有効なのだ。

 

ビジネスでも自分でやっている作業や行動に自信を持つことが大切だ。

正しいノウハウでやってさえいれば、あとは作業量や行動量を増やして結果を出すだけだ。

その時に少しでも、

「これだけやっても、結果が出なかったらどうしよう」

「ノウハウを仕入れるのに大金使ったのに、ムダになったらどうしよう」

こういう事を頭で思い浮かべてはいけない。

頭にイメージしてしまうと、その事を実現しようと脳は動き出す。

結果が出ない、お金がムダになる、そう考えると脳はそういう結果になるように体に指令を出してしまうのだ。

その結果、途中で作業をやめてしまったり、心が折れて諦めてしまったりするのだ。

 

ビジネスでもプラシーボ効果を狙って、成功のイメージを持ち続けることが大切だ。

なかなか成果が出なくても、最終的には成功するイメージを強く強く思い込むのだ。

必ずあなたの脳は、そのイメージを実現するように動き出すだろう。

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