今回の記事は、私の趣味寄りの話になっているので、ご了承頂きたい。
概ね、共感頂けるのは30代から40代の男性になると思われる。
若い女性の方は、、、「何それ?」と思われるかもしれないが、ご了承頂きたい。
アニメ「ドラゴンボール」
内容は知らなくても、名前ぐらいは聞いたことがあると思う。
今も現役で放送されている、鳥山明氏の国民的アニメだ。
「孫悟空」という西遊記から名前を丸パクリした主人公が、いろんな冒険をしたり強い相手とバトルしたりする物語である。
作中に「ドラゴンボール」と呼ばれる7個の玉が出てくる。
この玉は世界中に散らばっていて、これを7個全部集めると、好きな願い事が叶うのだ。
この玉を取り合って様々なキャラクターが孫悟空と協力したり敵対したりする、ファンタジーアニメなのだ。
すでにコミックは世界30ヶ国以上で翻訳されて販売されており、日本が世界に誇るアニメとなっている。
アラフォーの私が小学生の頃から連載しているので、開始からすでに30年は経過しているのに、一向に人気が衰えない。
「ドラえもん」や「サザエさん」はすでに超えているかもしれない。
発行数でギネスになっている「ワンピース」もすごく人気のあるアニメだが、個人的にはドラゴンボールに軍配が上がる。
小学生の頃、ドラゴンボールは学校で一番人気のあるアニメだった。
「週刊少年ジャンプ」という男子向けの週刊誌で連載されていた。
ジャンプの発売日が月曜なので、火曜の学校での男子の話題はドラゴンボール一色だった。
アニメの放送もやっていて、当時は欠かさず見ていた。
毎週水曜日の午後7時、夕飯の時間帯に放送がされていた。
その時間は母親が夕飯の準備をしている事が多く、親も一緒になってテレビを見ていた。
ドラゴンボールは武闘派アニメでもあるので、よく修行をしているシーンが出てくる。
母親は料理をしながら横目で見ている程度なので、細かい話や設定はわかっていないようだったが、修行をする孫悟空のシーンを見て、
「ほら、みんな頑張って修行しているよ、あんたも修行(勉強)しないとね」
と言った。もちろんスルーしたが。
それからというもの、母親は修行するシーンが出てくるたびに「修行、修行」と言うようになった。
勉強しろとは言わず「修行しろ」というのが口癖になった。
ドラゴンボールは強い相手が出てくると、必ずそいつよりもっと強いヤツが後々出てくるのがお決まりだった。
そんな中でも宇宙最強の「フリーザ」という、どうしようもなく強い相手が登場した。
ちなみにフリーザはこんなヤツである。
こいつが登場した時はドラゴンボール史上最強で、誰しも宇宙最強はフリーザだと思った。
アニメのバトルシーンもそれまでとは比べものにならないくらい長期戦で、
「フリーザとの戦いが終わったら、ドラゴンボールは終わるのではないか」
みんながそう思っていた。
ある日、フリーザ編をアニメで見ていたら料理をしていた母親が、
「この変なヤツが1番強いの?」
と私に聞いてきたので、
「そう!これより強い相手はいないと思うね、ひょっとしたらもうアニメ終わりかも」
と答えた。すると母親は、
「上には上がいるからね、また出てくるよ強いヤツが」
と先の事を知ってるかのような事を言ってきた。
修行しろと言われても何も思わなかった私だったが、この時の母親の言葉は印象に残った。
そしてその言葉通り、ドラゴンボールはフリーザよりも強いヤツがどんどん出てきて、今でも連載中である。
「上には上がいる」私はこの日以来、この言葉を座右の銘にしている。
自分が1番だと思っていても、必ずそれを上回るものが存在する。
常に勉強する体制と常に攻める姿勢を崩さずに、ビジネスを展開する原動力になっている。
死ぬまで勉強だということだ。
ちなみに今でもドラゴンボールは毎週見ており、悟空たちの頑張る姿に刺激を受けている。
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