「デジタル」「アナログ」
2つの言葉があります。
デジタルは新しい、未来的
アナログは古い、原始的
という意味があると
思っている人が多いですが、
アナログは「連続、類似」
デジタルは「離散」
という意味があります。
よく機械を使わずに
手動で作業を行うことを、
「アナログな方法だねー」
なんて言ったりしますが、
手動=「アナログ」
機械=「デジタル」
という訳ではないのです。
古い/新しい、手動/自動
なんて意味は
どこにもないのです。
アナログとは
具体的な量で表すこと、
デジタルとは
数値で表すことです。
どちらも大昔からある概念で、
アナログはダメ、
デジタルが良い、
という訳でもありません。
例えば今日の晩御飯を
母さんが作ってるとします。
子供「今日の晩御飯なーに?」
母「大好きなチャーハン!」
子供「やったぁ!チャーハン!」
母「お腹いっぱい食べてね!」
子供「茶碗10杯は食べるぞ〜」
この会話には
デジタルとアナログの概念が
両方出ています。
まずお腹いっぱいという表現。
これはアナログです。
子供のお腹が満たされる量
という意味で
お母さんが言っています。
この量は不正確で、
子供がチャーハンで
お腹いっぱいになる量が
いつも全く同じかと言えば、
そうでもありません。
チャーハンがお腹の中で
いっぱいになった状態は
お母さんに連続量として
捉えられているのです。
これがアナログの概念です。
具体的にどれぐらい?
というのは非常に曖昧で、
イメージとして
伝わる特徴があります。
こういう再現性が低いこと、
おおよその表現になること
これがアナログの特徴です。
逆にお茶碗10杯という表現。
これはデジタルです。
お茶碗という決められた
大きさの器で10杯分が
子供が満腹の数値だと
言っているからです。
子供のお腹はその茶碗10杯で
満腹になる事がわかります。
再現性が高く、
具体的な数値で表現できる
これがデジタルの特徴です。
前置きが長くなりましたが、
このアナログとデジタルの
意味を踏まえて、
デジタル的な考え方で
ビジネスをしよう!
と言うことです。
何度も言いますが、
最新機器やコンピューターを
駆使するという
意味ではありません。
スマホを使うからデジタル。
手帳だからアナログ。
こう思ってる人がいますが、
そういう意味は
全くないですからね。
デジタル的な考えというのは、
自分のやるべき事や目標を
数値化すると言う事です。
なるべく早く終わらせよう!
これはアナログ的な考えです。
なぜなら終わりが
はっきりしないからです。
この考え方は今すぐやめて、
3日以内に終わらせよう!
このようにデジタル的に
数値化して
はっきりと目標を
明確にするべきでしょう。
今年は自分の精一杯の
力を出して頑張るぞ!
これもアナログ的ですね。
あなたの精一杯と言われても、
よくわかりません。
具体的にどれぐらいかが、
誰でもわかるように
表現する必要があります。
今年は自分の売上を
1000万にするぞ!
このようにデジタル的に
言い切りましょう!
数値にすれば、
目標もはっきりしてきます。
デジタルな目標にすると、
達成したのかどうかが
一目瞭然ですが、
アナログだとなかなか
見えないもんです。
今年は、、まぁ、、、
頑張った方かなぁ?
こんな超アナログな感想を
今年末に言わないためにも、
デジタリアンになって目標を
ガンガン達成していきましょう!
【追伸】
先ほども言いましたが
アナログもデジタルも
それぞれ良い部分があります。
ビジネスでは
デジタル的が良いですが、
恋愛では
超アナログの方が
上手く行きます。
彼女「今年の夏どこ行く〜?」
彼氏「8月12日熱海に行こう!」
彼女「え?なんで8月12日?」
彼氏「その日は大安だから!」
彼女「・・・・」
彼氏「熱海で何食べたい?」
彼女「スイーツが食べたい〜」
彼氏「金額は2000円!」
「800kcalのパフェだね!」
彼女「・・・・」
こんなデジタル彼氏は
キラわれますね。
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