YouTubeはGoogleグループにある、世界最大の動画共有サービスである。
自分で撮影した動画が、世界へ向けていつでも発信できるという優れたサービスだ。
動画共有サービスは他にもあるが、無料であること、アップロード容量の制限がほぼないこと、利用者がダントツに多いことから、他のサービスの追随を許さない存在だ。
企業やメーカーも自社のCMや広告をどんどんYouTubeへ流している。
このサービスをビジネスに使わない手はない。
YouTubeには2つの指標がある。「チャンネル登録者数」と「再生回数」だ。
これらの数値によって、運営されているチャンネルの規模や人気度を見ることができる。
「チャンネル登録者数」はtwitterで言うところの「フォロワー」と同じだ。
「再生回数」は自分がアップしている動画全ての再生された回数がトータルで表示されている。
登録者を増やし、再生回数が多いチャンネルに育てていく事が重要である。
では実際に集客に使う場合はどうすればいいだろうか。
今やスマホでも動画が高画質撮影できる。高価なカメラなどは不要かもしれない。
それよりも動画の構成やアングル、ストーリーやインパクトなどにこだわって、質の高い動画を作る事が鉄則と言える。
例えば「個人経営のカフェ」の宣伝動画を作るとしよう。
店内の雰囲気や、スタッフが働く姿、お客さんが美味しそうにコーヒーを飲むシーンなどを撮影し、YouTubeにアップする。
YouTubeでその動画を見た人が、ショップに興味を持ってくれれば、ひとまず成功だ。
スマホでお店の様子を数分撮影してアップするだけなので、Facebookやブログに長文の記事を書くよりも、場合によっては楽かもしれない。
だが、Youtubeは世界最大の動画共有サイトだ。
これだけ膨大な数の動画の中から、あなたの作ったカフェ動画を何人が見つけてくれるだろうか。
あなたがまだYoutubeを始めたばかりであれば、その動画は数ヶ月経っても10回程度の再生回数にしかならないだろう。
YouTube内で動画を見つけてもらうのは、かなり至難の技なのだ。
動画検索のキモになるのは「タイトル」「説明文」「タグ」「サムネイル」である。
まず動画の「タイトル」これが非常に重要だ。
例えば下の例を見て欲しい。
◆カフェをオープンしました!ご来店お待ちしています!
◆常識を超えた「アレ」が食べられる、話題のカフェがオープン!!
どちらのタイトルの動画に興味が湧くだろうか?
おそらく、ほとんどの人が下のタイトルに惹かれていると思う。
このようにまずは「タイトル」を興味が湧くように付ける事が重要である。
少し大げさに感じるかもしれないが、これぐらいのインパクトがないと、誰も動画を見てはくれないのだ。
もちろんタイトルにウソがあってはいけないので、こういう動画を出す以上はカフェのメニューにもそれ相応のものを用意しておく必要がある。
「常識を超えたアレ」を食べに来る人が絶対にいるので、例えばものすごい量のパフェを出すとか、デカすぎるサンドイッチを提供するとか、、何かインパクトあるものをお店のメニューに用意しておこう。
次に「説明文」だ。これはタイトルのすぐ下にあるテキストを書き込める部分で、その動画がどういうものかを詳細に説明する箇所である。
この説明欄はかなりの長文が書き込み可能なので、お店の詳細や特徴、メニューや来店の特典をしっかりと書いておく。
URLを貼ることもできるので、店のホームページなどがあれば、リンクを貼り付けておくことも忘れずに。
ここの説明文のテキスト情報は、GoogleやYouTubeの検索対象になるので、SEO対策としても重要な場所だ。
検索されそうなキーワードを入れて文章を作ることが大切である。
次回は「タグ」と「サムネイル」について説明する。
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