年末が近づいてきた。
この時期になると、「来年の抱負は?」とよく聞かれる。
「来年こそ、売上をガツンと伸ばしたいですね!」
ビジネスをやっている人の模範解答はこれだ。
頭の中は来年の売上アップの計画で一杯なのだろう。
では、今年はもういいのだろうか?
今年はまだ半月も残っているが、できる事はないのだろうか?
ここで成功する体質の人であれば、
大晦日であろうと今年できる事は今年にやるのだ。
すでに今年の目標は達成したから、来年の事を考えている。
それならば全く問題はない。
問題なのは、今年の目標が未達成なのに、
来年のコトばかりを口にしている人だ。
残り半月で目標達成させようという、
気迫がないようではダメなのだ。
「今年は未達だったから、来年がんばろう」
こういう人は、来年の年末も同じことを言ってるに違いない。
そして何年経っても、この姿勢は変わらないのだ。
自分で限界を決めてしまうと、こういう発言になる。
もちろん先の目標を考えておくのは重要なことだ。
しかし今の目標が達成できないからと見切りをつけて、
先の事を考えているのであれば、
それは単に逃げているだけではないだろうか。
とりあえず今のこと、
目の前にあるやらなければならないこと、
これを1つずつやって行く心構えが大切だと思う。
そう考えれば、今年もまだ半月以上残っている。
半月もあれば、いろんなことができる。
来年の事は頭の片隅に置いておいて、
今年の残りを全力で駆け抜ける事が、
今やるべきことだ。
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